ロゼスパークリングワイン「2023竹原キャンベル・アーリー」|瀬戸内醸造所

メニュー とじる
あなたへのおすすめ

お陰様で、2023年ヴィンテージは終売となりました。来春の新ヴィンテージ発売まで、しばらくお待ちくださいませ。

瀬戸内醸造所のフラッグシップのワインの1つ、瀬戸内海沿いの自社圃場を構えている広島県竹原市産のぶどうを使ったスパークリングワインです。

キャンベル・アーリーは明治期よりぶどう栽培がなされるこの土地で、代々植え付けられてきた原種ともいえる品種。今でも地域では、100年超の樹齢を誇る古木のキャンベルが大切に保存されています。竹原でぶどうが栽培されているエリアは、瀬戸内海に注ぐ賀茂川の河口。場所によっては地面を掘ると海水が染み出す、ぶどうにとっては過酷な環境です。

このワインを造り始めたのは、2019年からです。委託醸造でワインを販売していた時代から商品ラインナップにあった、瀬戸内醸造所の古参ワイン。当時、キャンベル・アーリーのワインは全国的にみても取り組むワイナリーが多くなく、私たちもどのように仕上げれば食事に寄り添うお酒として愛していただけるか大変悩みました。

ぶどうの個性は香りの華やかさと酸。元々香りが華やかな品種ではありますが、竹原のキャンベルは他地域のものに比べてより華やかだと感じています。その理由に「地面に海水が沁みる、ストレスがかかる栽培環境であるため、ぶどう自体が生命力を強くしようとするのが原因なのではないか」。地域の栽培家はそう語ります。

栽培地は山間部ではないため、そこまでの朝晩の気温差はありません。それにも関わらず際立つ酸。これは品種本来の個性に加え、収穫時期の見極めによるものです。瓶内二次発酵により、気圧が強めのスパークリングワインとして特徴的な香りを最大限に立たせました。

果皮は漬け込まず、すぐに圧搾することでロゼに。毎年製造本数が1,000本前後と少なく、かつ人気のワインのため秋頃には終売になります。今年の製造本数は850本です。

販売開始前に予約が入る、瀬戸内醸造所の代名詞のワイン、2023年ヴィンテージは4月25日から発売開始となりました。

****●瀬戸内醸造所スタッフよりひとこと****

「瀬戸内醸造所では、このワインの液色を夕焼け色のロゼと表現しています。長らく欠品となっていましたが、2023年ヴィンテージが販売開始となりました。
元々人気ワインでありましたが、昨ヴィンテージ(2022年)がワインの国際アワード【香港和酒アワード】で受賞したことをきっかけに、よりお求めいただく機会が増えたように感じています。


まずはこの美しい液色にご注目ください。抜栓すると、華やかな香りが強めの発泡とともに立ち上がります。味わいは香りに反して超ドライ。ミネラル感が強く、海近くの圃場で育ったぶどうの味わいを実感できます。後味にはいきいきとした酸。爽やかながら、揚げ物などのどっしりしたお料理にも負けないパワーのあるお酒ですが、ロゼなので野菜や魚介にも寄り添える繊細さがあります。


弊社の店頭では“同じ土地のペアリング”として、同市内の名産・ジャガイモを使ったフライドポテトと合うワインとしてご紹介しています。よく冷やしてお召し上がりください。
2019年の販売開始以来、一度も値上げをせずに参りましたが、輸送費及び資材費、光熱費の値上がりによりワインの価格も値上げとさせていただくことになりました。大変恐縮ではございますが、何卒ご容赦いただけますよう、お願い申し上げます。」


前年の同種ワイン(2022 竹原キャンベル・アーリー)で【香港和酒アワード2023 ゴールド受賞】をしました。
---

●商品情報

形態:瓶内二次発酵

色味:ロゼ

香り:バラ・ストロベリー・紅茶

原料:キャンベル・アーリー

容量:750ml  製造本数:850本

収穫年・産地:2023年広島県竹原市

製造元:瀬戸内醸造所株式会社